昔も今も、子供の人気習い事、上位には変わらず水泳・ピアノが入っています。
私が子供の頃は確かに誰でもピアノを(取り敢えず)習っていた時代でした。
でも「本当にピアノが上位なの?サッカーとかバレエではないのかしら?」などと思いましたが、ピアノも変わらず人気の高い習い事のようで、嬉しく思います。
そして何より驚くのは、ピアノの効果が音楽を奏でることだけではなく、学力向上にも一役買っているという事です。
実際に東大生が子供の頃にピアノを習っていた割合は非常に高く、なんと実に二人に一人がピアノを習っていたという調査結果が、ここ数年、数々のところから発表されているのを目にします。
ピアノを習うことで、言語能力や記憶力が向上するとも言われています。確かに、私も恥ずかしながら、トランプゲームの神経衰弱は小さいころから大の得意。
大昔の話も、つい先日のように詳細に語ると、友人には「本当に記憶力いいわね」って驚かれる事もしばしば。
それも、ピアノを長年弾いてきた効果なのかもしれませんね。
ピアノを習うことで向上する能力とは
私も二人の子の母親ですし、ピアノ講師ですので、とても知りたい事です。
色々な文章を読んでみて 総括すると
ピアノを弾くという事は左右の手がそれぞれ違った動きを同時にします。 また指先も弾いている間、ずっと運動しています。
つまりその手の運動が、言語能力や記憶力を司る大脳への刺激になるそうです。
そして、楽譜を見たり暗譜(完全に暗記して弾くこと)することで、記憶力を訓練し、記憶力を司る海馬という部分が発達していきます。
つまり脳機能が全体的に訓練されていくのですね。
では科学的にはピアノと学力向上には関係性があるのでしょうか?
「ある」と示す論文や調査結果が数々発表されています。
面白い記事を見つけたので、ちょっと添付しておきます
「脳科学の観点からもピアノの効果は実証されてきています」と言うのは音楽ジャーナリストの菅野恵理子さんだ。菅野さんが、テレビでもおなじみの脳科学者・澤口俊之さんを取材したときのことを教えてくれた。
「学習塾、英会話、習字、スポーツ系など、ほとんどの習い事をやってもHQはほとんど変わりませんが、ピアノだけ突出して高い効果が見られるそうです」(デイリー新潮 2017年12月7日号)
さらにピアノを練習することでコツコツと努力する力。忍耐、自己管理能力アップなど。後々、学力にも大いに必要となる力が鍛えられます。
これは見えない力かもしれませんが、とても大事な力で、やはり大人になって頑張っている人は、こういう能力も備わっていると常々感じます。
もしもピアノをお子様に習わせてみたくなったら、こんな付加価値も頭に入れてご検討下さい。
私の教室も体験レッスン、お待ちしております!