育児・教育ジャーナリストの「おおたとしまさ」さんの執筆や本を塾選びや受験期の親の対応法などの際に結構参考にさせて頂いております。
「なるほどなぁ」と思ったり、「そうなのかぁ」と思ったり。
今回”本当に必要な「習い事」の選び方” という記事を見つけました。
生きる力を養う「習い事」選びの本質とは?
始めるときに「やめどき」も考えておく
など、なかなか興味深い記事です。
生徒さんには「長くピアノと関わって頂きたい。ピアノが上達していくことを通して自分自身に自信を持ってもらったり、これからの人生100年時代
ピアノで表現したり、鑑賞など、音楽と共に人生を豊かに過ごしてもらうお手伝いができれば」と思っている立場としては、「習い事の辞め時」の記事を
わざわざご紹介するのは、本末転倒かもしれませんが、やっぱり親の立場でもある私としては、あれもこれもでは無く、習い事選びや
いつまで?って考えるのは、むしろ習っている期間が充実して、集中し納得して取り組める気もします。
ただ、ピアノの場合はやっぱり辞めちゃうと、弾けなくなっちゃうんですよね。
今まで頑張って取り組んでいたものが、全然指が以前の様には動かなくて弾けなくなっちゃう(涙)
だから学年が上がって、勉強や部活に忙しくなっても、ペースダウンしても、細く長く高校生くらいまで
続けられると、大人になっても弾きこなせるので、長ーい目で見て、習い続けていって欲しなって思っています。
以下、おおたさんの記事から引用させていただきます。
(本当に必要な「習い事」の選び方 おおたとしまささんに聞く11/25(月) 15:20配信 朝日Edu A より抜粋)
IT技術の普及やグローバル化でどんどん未来が不確定さを増す中、最近よく聞くようになった「生きる力」という言葉。それは学力だけではない、未来を切り開く多彩な能力のことです。 そんな「生きる力」をつけさせるために注目されているのが、習い事です。多様化する習い事の中から、親は子どものためにどんな習い事を選んであげればいいのでしょうか?
(省略)
1. 夢中になる
2. 何かを達成する
3. 壁にぶつかる(挫折する)
4. 克服する
(↑ これってまさにピアノから得られる力ですね!!)
(省略)
水泳とピアノは常に習い事の人気ランキングでも上位にきますが、その魅力をおおたさんは以下のように分析します。
■水泳
水泳は何事にも生かせるような、ベースとなる体力が身につく。体への負荷も少ないので、幼児期にやるには理にかなっているのが人気の理由。
■ピアノ
レッスンのために家でも練習する必要があるため、退屈でも続ける習慣がつく点が勉強と共通している。
音符を読む、覚える、アウトプットする。これらを繰り返していくので脳のワーキングメモリを鍛える効果があるとも言われている。
それぞれに大きな魅力がありますが、両方とも基礎的な体力や精神力を身につけられる点が人気の理由と言えるでしょう。
(省略)
最後に、おおたさんは習い事に限らず、親は子どもに手や口を出しすぎず「よく見る」ことが大事だと話しました。
「子どもが目を輝かせたときに、『すごいね』『いいね』と言ってあげるだけで、子どもは自分が感じた感情や意欲に自信が持てるものです。親の熱心さは、子どもの興味・関心を邪魔しないで尊重することに使ってほしいですね」
(以下省略)
本当に必要な習い事の選び方
ちょっと面白かったので宜しかったら読んでみてください。
私はリスト1番目。【夢中になる】。 これを意識して
生徒さん、それぞれの性格や好みに進度に合わせて,
夢中になれるようなテキスト/楽曲を提案しながら、生徒さんが上達するようお手伝いしていきたいと心がけています。