自身のFace bookから
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NY音大（Manhattan School of Music）時代の恩師Professor Phillip Kawinが急逝されたニュースを先輩が教えてくれました。
Phillip Kawin Death – Obituary: Steinway deeply mourns the sudden passing of Phillip Kawin, a devoted and beloved piano faculty member at Manhattan School of
Music, who shared his joy for life, wit, artistry, and teaching with all.
お病気の事も知らずあまりに突然の事で悲しみと驚きで動けなくなりました。まだ64歳でした。18歳から教えて頂き、ピアノの事も音楽の事も何も分かっていなく自信がない私に熱心に何とか技術や音楽的要素を引き出そうと色々な方法で指導して下さった先生。兄の様に親しみやすく、子どものような笑顔でユーモアを交えながら常に前向きだった先生の姿が思い出されます。私は英語も上手ではなかったので、NYのマンションの交渉まで先生はしてくださいました。
私はよく「Emiko. Don't be too serious」「Life shouldn’t be too serious」と言われていました。毎回のレッスン後は音楽の光の粉を浴びたような心地よい疲労感と高揚感、上達している事の達成感などそれまで感じた事のない幸せな空気をまとっている感じでした。
先生の情熱的なレッスンは亡くなる直前まで続いていた事、先生の誰に対しても家族のような親しみと温さと下さることで多くの生徒から今も昔も慕われていた事などを知りました。
最近は私自身が生徒さんと教える立場になり、ピアノ講師としてどのような指導をすればいいか、何を習ってきたかなどを考える際に、不思議なほどここ一ヶ月くらいはProf. Kawinを思い出していました。
間違いなくProf. Kawinは私の人生で素晴らしい影響を下さった方でした。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
I am in shock and deeply sad to hear of the passing my great teacher Prof. Phillip Kawin at Manhattan School of Music.
I do not forget your passionate lesson, your warmth ,kindness, and a child-like soul .
You often said " Emiko, Do not be too serious. Life should not too serious"
I will always remember you and the wonderful times in New York and you will be dearly missed. Rest In Peace. Thank you for being my teacher.