コンクールには勝敗がつきます。コンクールに挑戦するかどうかお母様と話すときに必ずお願いしている事。
「コンクールは水物です。 本人が思うような結果にならない場合も、自分と同じ曲を弾いていて、数段上手な方にコンクールで出会う場合があります。 コンクール後のメンタルのフォローは必ずお願いします。」
これは、毎回全ての保護者の方にお願いしている事です。予選前で練習もたいしてやっていない時にお話しするので
「承知しました。我が子よりも上手な子いるのは当然です。目標を持って楽しく取り組んでくれたらそれで充分です」と言われます。
ところが、いざ結果が出ると
やっぱり、思うような結果ではなくて悔しく泣く姿を見るのと辛いですよね・・・・
当の本人よりもお母様が凹んでしまう事もあります。納得いく演奏が出来ていれば、本人は立ち直りも早く「さぁ次だ!!」となっているのですが。
コンクール直前レッスンでは細かく、細かく、低学年でも妥協無しにアドバイスをしていき、最後のギリギリまで演奏を磨いていきます。
動画レッスンをして客観的にみたりすることもあります。
一つでもいい所を増やして、修正をきちんとしながらその練習が自信となって生き生きとした演奏ができる→それが成長となって次に繋がる。
まさにコンクールは結果ではなく過程が大事だと言われる所以ですね。
お子さんが頑張っていることをご家族で応援してあげることはとても素晴らしく素敵ですね。
でも結果は他人がその価値観の中で決める事です。結果はおまけのようなものなのでそれに一喜一憂しなくても大丈夫!
結果を出したい!!という気持ちも分かりますし、
ギリギリまであきらめずに私も指導力を磨いて切磋琢磨します。
今年のべーテンは
金賞 銀賞 銅賞 それぞれ獲得出来ました。 全員最終審査へ進む権利を頂いて、ちょっとほっとしています。
本当にお疲れ様です。よく頑張ったね ご本人もママもお疲れ様です。
本番に納得いく演奏が出来ていればそれだけでも凄いことなんですよ。
頑張る子を、いつも全力で応援させて頂きます。
さぁ次は発表会の練習が始まるよ!